おわら風の盆/深夜の風景
今日は、お友達や深夜の流し踊りなど
落ち着きの有る感じでまとめて見ます!
おわらの歌詞と共に!!
<五文字冠り>
○雁金の 翼欲しいや 海山越えて 私ゃ逢いたい オワラ 人がある
○桜山 桜咲さねば ありゃただの山 人は実がなきゃ オワラ ただの人
○菊水の 花は枯れても 香りは残る 清き流れの オワラ 湊川
○滝の水 岩に打たれて 一度は切れて 流れ行く末 オワラ また一つ
○隅田川 清き流れの 私の心 濁らすもそなたの オワラ 胸の中
○ポンと出た 別荘山から 出た出た月が おわら踊りに オワラ 浮かれ出た
○色に咲く あやめ切ろうとて 袂をくわえ 文(ふみ)を落とすな オワラ 水の上
○諏訪様の 宮の立石 主かと思うて ものも言わずに オワラ 抱きついた
○奥山の 滝に打たれて あの岩の穴 いつほれたともなく オワラ 深くなる
○白金の ひかり波立つ 海原遠く 里は黄金の オワラ 稲の波
○枯芝に 止まる蝶々は ありゃ二心 他に青葉を オワラ 持ちながら
○のどかなる 春の野道に 手を引き合うて 主に心を オワラ つくづくし
○朝顔に 釣瓶とられて わしゃ貰い水 どうしてこの手を オワラ 放さりょか
<字余り>
○梅干しの 種じゃからとて いやしましゃんすな 昔は花よ
鴬とめて鳴かせた オワラ こともある
○竹になりたや 茶の湯 座敷の柄杓の柄の竹に
いとし殿御に 持たれて汲まれて 一口 オワラ 飲まれたや
○二間梯子を 一丁二丁三丁四丁五六丁掛けても 届かぬ主は
どうせ天の星じゃと オワラ あきらめた
○綾錦 綸子 羽二重 塩瀬 縮緬 郡内 緞子の重ね着よりも
辛苦に仕上げたる 固い手織りの木綿は オワラ 末のため
○ふくら雀に 文(ふみ)ことづけて 道で落とすな 開いてみるな
可愛い殿御の オワラ 手に渡せ
○三越路の 中の越路で見せたいものは 黒部 立山 蜃気楼 蛍烏賊
余所で聴けないものは 本場八尾のおわらの オワラ 節のあや
○常願寺 神通 片貝 黒部 早月 庄川 小矢部の 七つの川は
ほんに電気の王国 お米の産地でその名も高い オワラ 富山県
○櫓太鼓の音に目覚まし 小首をかしげ
今日はどの手で スッテンコロリの ヨイヤさと投げるやら オワラ 投げられるやら
○ままになるなら 京の三十三間堂の 仏の数ほど手代や番頭を たくさんおいて
そして三万三千三百三十三軒ほど 支店を設けて オワラ 暮らしたや
○竹の切り口 シコタンコタンや なみなみチョンボリ ちょいとたまり水
澄まず濁らず オワラ 出ず入らず
写真上から
諏訪坂
曵山会館近所
以前オーチャードホールで共演した若林さん
諏訪坂名人お宅・杉○さんの前
名人と共にシバッチ演奏・歌は今年の「越中おわら」チャンピオン・ふくチャン
明日でおわらシリーズ最終回にします。
長ばやしで〆たいと思います!!
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