2007年9月
北陸自動車道/越中境PA
おわら風の盆/番外編
自分達が遊んで楽しんだ思い出の番外編です。
今年の、「越中おわら」全国大会優勝者
福ちゃんと、ハイポーズ
西新町のお宅で
座敷おわらを唄って弾いて
楽しませて頂きました!
さすが土地柄
焼きそば??イヤちがう
焼きさばダぁ!
UFOキャッチャーが好きなんだけど!
こんな商品あるわけ無いか!?
ほし~~~イ!!
では、おわらのシリーズの〆に
<長ばやし>
●越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国一だよ
●春風吹こうが 秋風吹こうが おわらの恋風 身についてならない
●二百十日に 夜風邪をひいたやら 毎晩おわらの 夢見てならない
●三千世界の 松の木ゃ枯れても あんたと添わなきゃ 娑婆へ出た甲斐がない
●三味線が出を弾きゃ 太鼓がドンと鳴る 手拍子揃えて おわらにしょまいかいね
●手打ちにされても 八尾の蕎麦だよ ちょっとやそっとで なかなか切れない
●見送りましょうか 峠の茶屋まで 人目がなければ あなたの部屋まで
●おわらのご先生は あんたのことかいね その声聞かせて 私をどうする
●雪の立山 ほのぼの夜明けだ 里は黄金の 稲穂の波立つ
●加賀では山中 佐渡ではおけさだ 越中のおわらは 実りの唄だよ
●駒形茂兵衛さん おわらで迷うたか 恋しやお蔦さんに 会いとうてならない
●提げても軽そな 蛍の提灯 石屋の引っ越しゃ 重くて嫌だよ
●じいさんばあさん おわらに出よまいか 今年も豊年 穂に穂が下がるよ
●茶釜と茶袋は よい仲なれども 仲に立つ柄杓が 水さいてならない
●瓢箪ブラブラ 糸瓜もブラブラ ブラブラしとれど 落ちそで落ちない
●どんどと流れる 水道の水でも いつかは世に出て 主さんのままとなる
●来られた来られた ようこそ来られた 来られたけれども わがままならない
●権兵衛が種蒔きゃ 烏がほじくる 三度に一度は 追わねばなるまい
●浮いたか瓢箪 軽そうに流れる 行く先ゃ知らねど あの身になりたや ※これが最後の囃子となる
長々とお付き合いありがとうございます。
今回のシリーズの歌詞は、今はなき亡き友が残してくれた物です。感謝!
おわら風の盆/深夜の風景
今日は、お友達や深夜の流し踊りなど
落ち着きの有る感じでまとめて見ます!
おわらの歌詞と共に!!
<五文字冠り>
○雁金の 翼欲しいや 海山越えて 私ゃ逢いたい オワラ 人がある
○桜山 桜咲さねば ありゃただの山 人は実がなきゃ オワラ ただの人
○菊水の 花は枯れても 香りは残る 清き流れの オワラ 湊川
○滝の水 岩に打たれて 一度は切れて 流れ行く末 オワラ また一つ
○隅田川 清き流れの 私の心 濁らすもそなたの オワラ 胸の中
○ポンと出た 別荘山から 出た出た月が おわら踊りに オワラ 浮かれ出た
○色に咲く あやめ切ろうとて 袂をくわえ 文(ふみ)を落とすな オワラ 水の上
○諏訪様の 宮の立石 主かと思うて ものも言わずに オワラ 抱きついた
○奥山の 滝に打たれて あの岩の穴 いつほれたともなく オワラ 深くなる
○白金の ひかり波立つ 海原遠く 里は黄金の オワラ 稲の波
○枯芝に 止まる蝶々は ありゃ二心 他に青葉を オワラ 持ちながら
○のどかなる 春の野道に 手を引き合うて 主に心を オワラ つくづくし
○朝顔に 釣瓶とられて わしゃ貰い水 どうしてこの手を オワラ 放さりょか
<字余り>
○梅干しの 種じゃからとて いやしましゃんすな 昔は花よ
鴬とめて鳴かせた オワラ こともある
○竹になりたや 茶の湯 座敷の柄杓の柄の竹に
いとし殿御に 持たれて汲まれて 一口 オワラ 飲まれたや
○二間梯子を 一丁二丁三丁四丁五六丁掛けても 届かぬ主は
どうせ天の星じゃと オワラ あきらめた
○綾錦 綸子 羽二重 塩瀬 縮緬 郡内 緞子の重ね着よりも
辛苦に仕上げたる 固い手織りの木綿は オワラ 末のため
○ふくら雀に 文(ふみ)ことづけて 道で落とすな 開いてみるな
可愛い殿御の オワラ 手に渡せ
○三越路の 中の越路で見せたいものは 黒部 立山 蜃気楼 蛍烏賊
余所で聴けないものは 本場八尾のおわらの オワラ 節のあや
○常願寺 神通 片貝 黒部 早月 庄川 小矢部の 七つの川は
ほんに電気の王国 お米の産地でその名も高い オワラ 富山県
○櫓太鼓の音に目覚まし 小首をかしげ
今日はどの手で スッテンコロリの ヨイヤさと投げるやら オワラ 投げられるやら
○ままになるなら 京の三十三間堂の 仏の数ほど手代や番頭を たくさんおいて
そして三万三千三百三十三軒ほど 支店を設けて オワラ 暮らしたや
○竹の切り口 シコタンコタンや なみなみチョンボリ ちょいとたまり水
澄まず濁らず オワラ 出ず入らず
写真上から
諏訪坂
曵山会館近所
以前オーチャードホールで共演した若林さん
諏訪坂名人お宅・杉○さんの前
名人と共にシバッチ演奏・歌は今年の「越中おわら」チャンピオン・ふくチャン
明日でおわらシリーズ最終回にします。
長ばやしで〆たいと思います!!
おわら風の盆/輪踊り
輪踊りに参加させて頂いただきました。
時間は夜の23:30前後でしたか……?
時間が経つにつれて、輪が大きくなつてたのしかったですよ~!
<古謡>
○あいや可愛いや いつ来て見ても たすき投げやる オワラ 暇がない
○たすき投げやる 暇あるけれど あなた忘れる オワラ 暇がない
○歌うて通るに なぜ出て逢わぬ つねにきく声 オワラ 忘れたか
○つねにきく声 忘れはせぬが 親の前では オワラ 籠の鳥
○姉ま何升目 三升目の釜 後の四升目で オワラ 日が暮れる
○姉まどこへ行く 三升樽下げて 嫁の在所へ オワラ 孫抱きに
○あなた百まで わしゃ九十九まで ともに白髪の オワラ 生えるまで
<八尾四季>
○揺らぐ吊り橋 手に手を取りて 渡る井田川 オワラ 春の風 (春)
○富山あたりか あのともしびは 飛んでいきたや オワラ 灯とり虫 (夏)
○八尾坂道 別れてくれば 露か時雨か オワラ ハラハラと (秋)
○もしや来るかと 窓押し開けて 見れば立山 オワラ 雪ばかり (冬)
八尾の風は涼しげです。
地方さんの(伴奏)の周りを囲んで時がゆっくり流れます。
輪踊りの講習会もしていただきました。
来年まで覚えて入れるかな?
シバッチさんと、ハイ・ポーズ!
次回は
五文字冠り・字余りの歌詞を書いてみます。
おわら風の盆/踊り手さん
言葉で表現するより「おわら」の歌詞と共に雰囲気が伝われば嬉しいです!
<歌われよーわしゃ囃す>
○八尾よいとこ おわらの本場 <キタサノサードッコイサノサ> 二百十日を オワラ 出て踊る
※…< >内は唄ばやし 以下省略 ○来たる春風 氷が解ける うれしや気ままに オワラ 開く梅
○わたしゃあなたに あげたいものは 金の成る木と オワラ 卵酒
○虎は千里の藪さえ越すに 障子一重が オワラ ままならぬ
○仇やおろかで 添われるならば 神にご苦労は オワラ かけやせぬ
○恋の病も なおしてくれる 粋な富山の オワラ 薬売り
○そっと打たんせ 踊りの太鼓 米の成る木の オワラ 花が散る
○見たさ逢いたさ 思いが募る 恋の八尾は オワラ 雪の中
○狭いようでも 広いは袂 海山書いたる オワラ 文の宿 ○話するなら 小松原の下で 松の葉の様に オワラ こまごまと
○おわら踊りの 笠着てござれ 忍ぶ夜道は オワラ 月明かり
○お風邪召すなと 耳まで着せて 聞かせともなや オワラ 明けの鐘
○待てど出てこず 出る時ゃ会えず ほんにしんきな オワラ 蜃気楼
○鳴くなこおろぎ 淋しゅうてならぬ お前一人の オワラ 秋じゃなし
○私ゃ野山の 兎じゃないが 月夜月夜に オワラ 会いにくる ○二百十日に 風さえ吹かにゃ 早稲の米喰うて オワラ 踊ります
○唄で知られた 八尾の町は 盆が二度来る オワラ 風の盆
○唄の町だよ 八尾の町は 唄で糸取る オワラ 桑も摘む
○花や紅葉は 時節で色む 私ゃ常盤の オワラ 松の色
○軒端雀が また来て覗く 今日も糸引きゃ オワラ 手につかぬ
○城ヶ島から 白帆が見える 白帆かくれて オワラ 松の風
○白歯染めさせ 又落とさせて わしが思いを オワラ 二度させた ○私ゃ朝顔 朝寝の人に 丸い笑顔は オワラ 見せやせぬ
○盆が近うなりゃ 紺屋へ急ぐ 盆の帷子 オワラ 白で着しょ
○あなた今着て 早お帰りか 浅黄染めとは オワラ 藍足らぬ
○おらっちゃ若い時ゃ 田んぼのギャワス 人に踏まれて オワラ ぎゃくぎゃくと
○八尾おわらを しみじみ聞けば むかし山風 オワラ 草の声
○鹿が鳴こうが 紅葉が散ろうが 私ゃあなたに オワラ 秋(飽き)がな い
○城ヶ島から 礫を投げた 恋の思案の オワラ 紙礫
○お前来るかと 待たせておいて どこへそれたか オワラ 夏の雨
次は輪踊りや、古謡・四季の歌詞を紹介したいと思います。
風の盆/越中おわら節・女性踊り
素晴らし・鳥肌が……!
知り合いの方のお母さんが唄の名人で、昔のレコードに収録されてまして!
最近CDに復刻されて販売されてるとか。
そこの自宅の前で見せていただきました。
綺麗な踊り、どうもありがとうございます。
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